● CHOPIN 01. Etude in A-flat major, Op.25-1 02. Etude in A minor, Op.10-2 03. Etude in C major, Op.10-7 04. Nocturne No.13 in C minor, Op.48-1 05. Polonaise No.6 in A-flat major, Op.53 "Heroic"
Piano Sonata No.3 in B minor, Op.58 06. 1st mvt. - Allegro maestoso 07. 2nd mvt. - Scherzo: Molto vivace 08. 3rd mvt. - Largo 09. 4th mvt. - Finale: Presto non tanto
マリー=アントワネット・オーセニャック・ド・ブロイ王女(1883-1971)は、ホセ・ヴィアナ・ダ・モッタに習ったポルトガル生まれのピアニスト。ジャック・ド・ブロイ王子と1933年に離婚をしたのちにパリで活躍し、ロシアのアヴァンギャルドな作曲家ニコライ・オブーコフの作品をLa Croix Sonoreというテルミンの様な電子楽器で演奏し、幾つかのレコードを残した。またそれ以前には、グラズーノフとラフマニノフのピアノ曲をデュオアートロールに残している。
しかし、ピアニストとしての白眉のレコードはこのショパン集である。リストの高弟ダ・モッタに学び、また前衛音楽を得意としたド・ブロイ王女の弾くショパンは、意外にも古いフランス派の伝統的なスタイルを汲んでいる。
エチュードや英雄ポロネーズは、フランシス・プランテ、アンリ・エトラン、ヴィクトール・ジル、そしてマリー・パンテなど19世紀的なショパン弾きたちと、テンポ、アゴーギグ、ピアノの響かせ方など、多くの部分で共通している。ショパンの最高傑作である夜想曲第13番Op.48-1は、嫋やかで連綿とした和音のアルペジョや再現部での秘めた悲しみの表現が忘れがたい。
● CHOPIN
01. Etude in A-flat major, Op.25-1
02. Etude in A minor, Op.10-2
03. Etude in C major, Op.10-7
04. Nocturne No.13 in C minor, Op.48-1
05. Polonaise No.6 in A-flat major, Op.53 "Heroic"
Piano Sonata No.3 in B minor, Op.58
06. 1st mvt. - Allegro maestoso
07. 2nd mvt. - Scherzo: Molto vivace
08. 3rd mvt. - Largo
09. 4th mvt. - Finale: Presto non tanto
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