熟成されたメロウネス漂う80sカリフォルニア・ソウル。ベイエリア・オールスターズというべき豪華ゲストを迎えたマーヴィン・ホームズ、83年のソロ・アルバム。コーネル・デュプリー的な彼のギター・プレイを中心に、ピー・ウィー・エリス、レディ・ビアンカ、ビル・ベルらが彩りを添える極上のソウル・ギター&ヴォーカル・アルバムです。ソウル・ギターとヴォーカルが醸し出す極上の‘80sグルーヴ。このアルバムで最もスポットを当てられているのはジョニー・ハーツマン、ユージン・ブラックネル直系といわれるホームズのギター・プレイ。冒頭から2曲、そのソウルフルな妙技がたっぷり味わえるインストが続きます。この辺りはコーネル・デュプリー/スタッフを思わせるスムーズさ。ラブ・ソング「The Art Of Loving You」とブギー・ファンク「Can I Get Nasty」ではレディ・ビアンカとのデュエットでヴォーカルも聴かせます。いちばんの聴きどころはジャズ・ヴォーカリスト、ジェイミー・デイヴィスをフィーチャーしたメロウ・フローター「You Girl」でしょうか。メロウなギターとシックな歌声が夜の港町に溶けるよう。70年代の若さと熱気が、落ち着いた都会のグルーヴに姿を変えてこの作品に結実したようです。レーベル: BDR Records and Tapes – MH6592フォーマット: Vinyl, LP, Album, Stereo国: USリリース済み: 1983ジャンル: Jazz, Funk / Soulスタイル: Jazz-Funk, Bayou Funk, Disco, Funk, Fusion, Soul#Hard_To_Find
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